今週の日曜日、11月11日は行政書士試験です。
受験生の皆さんは追い込みの時期でしょう。
行政書士試験は他の士業の資格と違って、受かったらすぐ開業!とか資格を取って就職!っていう受験生が少ない印象です。法律系国家資格の入門的な位置づけであったり、法科大学院生の腕試しの試験として扱われたりする事が多いように思います。
こう聞くと簡単な試験のように聞こえるかもしれませんが、決して楽な試験ではありません。
一時期は合格率が2%台とかを出すような時もありました。
ここ10年の平均合格率は9.67%
昨年が異常に高く15.7%もありましたから今年はおそらく10%を切るくらいに調整してくるかもしれません。
実際のところ、合格点が180点以上という決まりがあるので調整は難しいように思いますが、平成18年以降の現在の試験形態になってからは私の知る限りでは過去1度だけ合格点の調整が入った年があります。
平成26年度は合格点が180点ではなく166点まで引き下げられました。
この年の合格率が8.3%ですから、行政書士試験側はこのあたりの合格率が理想に近いのかな?と思います。
試験数日前、直前対策としてはやはり記述式。
配点が60点もありますからここを押さえるのと押さえないのとで合否を分けます。
記述対策については私のやり方を引き続いて次の投稿でご紹介します。